2005/4/5

白いふちのピンク色のチューリップを買う。


私にとって、亡き祖父母の思い出のある花。

記念日だからといって特に贈り物などしなかった、祖父。

なのに何故か、祖母が亡くなる年の彼女の誕生日に贈った、このチューリップ。

五十数年間の結婚生活において、たった一度だけ贈った花。

それを見て、私はなんとも言えない感動を味わったものである。



2005/4/6

大好きな山田詠美の特集があると聞いて雑誌「Grazia」を購入。

ページを繰ってみると、これまた大好きな桃井かおりのインタビューまである。

二人からエネルギーを貰った感じ♪


それにしても、この手の女性誌を買うのは何年ぶりだろう。

ブランドの広告で目は疲れるし、載っている服は高すぎて参考にならないし、

私は永遠に熱心な読者になれそうもない。



2005/4/9

今回も、どうしてくれるんだ、こんちきしょうめっってなくらい、楽しすぎたプリパ♪


まず、中野の改札で、今回、オフのことではお世話になりっぱなしの某E嬢と

初対面で、貴重な男子の踊り子代表の某ロ氏と会う。

そして、お蕎麦屋さんへ。

その後、正確には初対面じゃないのだろうけど初対面の某マ嬢と、

名古屋の某て氏と、名古屋の人だと思われがちだが実は三重の某レ氏も合流。

時間が無くなってしまったので、急いで食べたのだが、美味しかった。

今度、またじっくり味わいながら食べてみたいものである。


次は、これまたお世話になりっぱなしのDJ某T氏も合流し、

その名も「STYLE」というSOUL BARへ。これが・・・、また、素晴らしく・・・。

お店に入った途端、店中に広がる白檀の香りにしばし恍惚とし、

とりあえず、乾杯。

嬉しかったのは、マスターがこの日のために編集してくれたというMD。

スピーカーからプリンスの曲達が流れると、盛り上がらずにはいられない面々。

そう言えば、ここで「伊勢うどん」に関しての新事実発覚。勉強になりました。

それと、某T氏。ローズシンボルのTATOOシールありがとうございました♪

お酒があまり強くない方にはちょっと申し訳なかったけど、

私は存分に楽しみました。 最後には「お店に残る」とまで言い出した私。

でも、一人で残ったら、永遠に(プリパ会場に)行けないだろうと思い直し、

泣く泣く「STYLE」を後にし、いざ新宿へ。


会場にたどり着き、受け付けのところで、某m嬢との久々の再会!!

嬉しくって、思わずハグ。 相変わらずの可愛らしさに嬉しくなる。

会場にて、某ラ嬢や某n嬢や某リ嬢とも再会。やっぱ、とりあえずハグだよね♪

それにしても、某n嬢。前回、今回と、何故に貴女といちゃついているんだろうか?

何か、住宅ローンの話までしてたけど(笑)

色々とご馳走になっちゃって。 どうもありがとうございました♪


そして、先に、某E嬢にmixiにて書かれてしまったのだが、

フロアで踊っていると、突然、某m氏に羽交い絞めにされ、

ステージに上げさせられそうになるところを、必死の抵抗で、事なきを得る。

ステージは華のある、セクシーダンサーズの聖地なんです。

私みたいな、恥ずかしがり屋で地味な女は上がっちゃいけないところなのっ!!

私は今後とも「ステージは断固拒否」の方向でお願いしたく(笑)

あと、某m氏と、本日欠席の某D嬢の話になり。

「マッサージしてもらってるんですよ」という私に、「裸で?」と聞く某m氏。

ま、そうなんですけどね。何か、2回くらい聞かれた気がしたんだけど(笑)


某て氏お手製の「YESのハート」のネックトップも大事に使わせていただきます♪

そして、某ら氏(君かな?)の、皆と会えて嬉しそうな顔も忘れられない。

物静かな某ハ氏とも久々の再会。

ヘアスタイルが変わって、すっごく格好よかったです♪


今回はオフの時点で出来上がってて、さらに会場でも飲んでいたので、

酔っ払ってて、あんまり踊れませんでした。心残りはそれくらいかな。

書きたいことはたくさんあれど、書いてると終わらないので、この辺で。


プリパ会場にて、ピースフルな空間を創り上げてくれた、お会いできた皆さん。

本当にありがとう♪ 次回もどうぞよろしく☆



2005/4/10

物凄い二日酔い。

長風呂で汗をかき、どうにかアルコールを抜く。

まったくもって、使い物にならない状態の一日。



2005/4/11

あまり踊らなかったからか、毎朝のストレッチが効いているのか、

さほど筋肉痛にはなっていない。



2005/4/13

アロマオイルマッサージ第4弾。 at 某D嬢宅。


今回は、ローズマリー、ジュニパーベリー、クラリセージ。

なんでも、ローズマリーを使うと、お客様が饒舌になるのだそうだ。

某D嬢の、積み重ねた練習と、試験に見事合格されたところからくる自信。

マッサージを受ける私自身も慣れてきて、お互いの呼吸も合ってきたのであろう。

全てがスムーズになっていく。 そんな中で私も今日は割と話をしていた。

でも、今日はいつになく、時折くすぐったさを感じる。


4回目にして、初のマッサージ台体験だったり、はじめてお邪魔したお宅だったり、

雰囲気が色々変わったのだが、一番リラックスでき、施術後、体がふっと軽くなる。

二人して、時間の経過がはやく感じられたりしたのも面白かった。


そして、今日は某D嬢のご子息のお誕生日とのこと。 おめでとうございます☆



追記(翌日)

この日の3つの香りの配合は、不思議な感覚を連れてきたらしい。

私にも、施術者である某D嬢にも。

二人共「地に足がついていない」感覚を覚えている。

そして、何故か過去を思い起こさせる。


・・・って言うか、ここまで書いて思ったのですが、

昨日話した、シンクロニシティなのでは?

私、昨日から、その当時感じた、「瞳孔開きっぱなし」の感覚があるのですわ。



2005/4/14

身体に刻まれた記憶に、心が揺れ動かされることもある。



2005/4/15

どうも、また、頭が冴えて、あまり眠ることが出来ない。


最初は2003年の9月。 色々考え出したのと、義母との電話がきっかけだった。

その後の年末の騒動。 あの時は本当に私自身が不思議な体験をした。

いっぱいいっぱいの状況の中だったが、

長年横たわっていた実の母との間の誤解をやっと解くことができたのも、あの時。


そして、今。 今年の年明けから気になっている継母のことが頭から離れない。

もう一度、心を使って、感情の記憶辿り、体を使って、涙を流す。

私の中の色々なものを整理する、そういう時なのかもしれない。



義理の母子かもしれないが、

本当の意味で心を通じ合わせることができるように。



2005/4/16

ここ数日の平均睡眠時間は3時間。さらに、あまり食べていない。

眠ろうとしても吐き気がするだけなのに、

自分でも信じられないくらいに踊りまくっていると、気分がいい。


昨日の午前中は、MADONNAの「JUSTIFY MY LOVE」、

帰って来てからは、ビデオクリップ集、さらに「THE GIRLIE SHOW」を何度も流し、

歌い、踊り、泣いた。


彼女の歌は、私に容易に昔の感情の記憶を呼び戻させる。

昔の感情を抱えた私を、今の自分の腕でたくさん抱いた

それは、昔の自分を愛する行為。受け止める行為。


「もう大丈夫だよ」と。


自分の命を愛すること。自分の人生を愛すること。

自分を愛してくれている人の人生を愛すること。

過去も、現在も、そして、未来をも愛するであろうということ。

この胸に、この腕に、受け入れるということ。


今までは、頭と心のみを使っていたような気がするが、

今回は身体を使っているらしい。

自分の身体が感じること、自分の身体が受け入れること、そこに嘘はない。



でも、まだ、足りない。


徹底的に自分を苦しめ、愛したいのだ。

そして、人を愛し、受け入れたいのだ。



2005/4/17

相変わらず、BGMは「JUSTIFY MY LOVE」


足の爪に赤を落とす。


私の中の【女】が目を覚ます。




夜中の3時過ぎ、何かの香りがして目が覚める。

その後、眠れないので、また「THE GIRLIE SHOW」を観る。


数年前に何度も観て、今回久しぶりに観た。

このステージでMADONNAは、歌と踊りを通して、

血も涙も汗も精液も五臓六腑も、全て引きずり出して、私達の目の前に提示する。

時にグロテスクで、時に信じ難いほど神々しい。

「踊りながら自殺している」とは、某D嬢の言葉だが、

あの空間の誰よりも、死に近く、そして、同時に誰よりも、その瞬間を生きている。


彼女の全細胞が訴えかけてくる。

人ってこんなに醜いものなのよ。

人ってこんなに美しいものなのよ。

人ってこんなに脆いものなのよ。

人ってこんなに強いものなのよ。


全てをさらけ出すこと。 これが彼女の愛の証。

そんな彼女の姿に、過去にも勇気づけられてきたし、今も勇気づけられる。



今、私がやっていることも、これに近いような気がする。

歌って、踊って、泣いて、自分の中の感情を消化、もしくは昇華させる。

身体の中が空っぽになるまで。

空になった身体には、誰かを受け入れる余裕ができるだろう。



このショーのラストに彼女は言う。


EVERYBODY IS A STAR


人は誰でも、その人生においてのスターなのだ。

その人の歩んできた道はいつだって正しい。

誰が、誰を非難することができよう。

その人の道は、その人にしか解かり得ない。



ならば、愛そう。 全てを受け入れよう。

いつでも、あなたのそばにいる。 どうか私がいることを忘れないで。



2005/4/18

先日、某m嬢との電話で、嫉妬ジェラシーについての話題が出た。


そこで思い出したのが、「私はよく嫉妬される立場に置かれてきたな」ということ。

どうでもいい他人からの嫉妬は無視すればいい。

だけど、自分の身近な人から、嫉妬をされたら?

そう思われないようにと、変に気を遣い、余計な神経をすり減らすことになる。

本当にしんどいし、本当に【孤独】なのだ。 誰にもわかってもらえない。


最初は、夫のS氏だった。次は(前からだが)実母。そして、継母からも多少有り。

先の2人に対しては、どうにかそういう思いを無くしてもらうことに成功したが、

継母の件で、「またか・・・」という感じがある。



可哀想な私。 でも、これも試練なのか。




ちなみに。某m嬢。私は「全てを手にして」なんかいないですからね(笑)

「全てを手にする必要なんかない」と思っている人ですので。

自分が欲しいものとか、必要なものだけで、充分なので(笑)



2005/4/19

数日前にふと気付く。


笑う時に、頬の肉が上がるのがわかると思いますが、

それが、ふ〜っと自然に軽〜く上がっていく感じ。

顔の筋肉が柔らかくなってきたのか?(笑)


踊りまくっていたせいもあってか、身体も柔らかくなった感じ。

余計な肉も落ちてきて、肌もつるつるしている。


今まで生きてきた中で、今の自分が一番好きだと胸をはって言える。


ほぐれた身体は、心をもほぐす。

何かを【感じる】ことが、これほどに楽しいことだとは。



2005/4/20

アロマオイルマッサージ第5弾。


今回のテーマはSEX。交歓・交感という意味での。

身体に触れる他者の手によって、自分の存在を確認させられる。

そのぬくもりは、相手の自分に対する感情を伝えてくれる。


とにかく、今回は、オイルの香りと音楽と2人でいるという空間に溶け込みたかった。

余計な力が抜けた身体は、某D嬢の手の動きに敏感になる。

手のひら同士が触れ合った瞬間、ドキッとする。

女同士であっても、セクシャルな感情は沸き起こるものなのだ。


施術メニューも、いつもとかなり違ったものとなっていた。

そして、今回は、某D嬢、よくしゃべる(笑)

通常、施術が終わって、「いかがでしたか?」と聞くのは彼女なのだが、

逆に私が質問していた。 彼女の反応を知りたかったのだ。

あと、た〜くさんた〜くさん誉めていただいた。 ありがとうございます♪


愛の交歓(笑)が終わった後で、私が贈ったプレゼント。

シャネルの赤(廃盤色)のネイルカラー。 彼女の心をくすぐったらしい。

やるね。 私。 我ながら格好いいぞ(笑)

小指にだけ試し塗りをしたのだが、彼女の肌の色と短い爪によく似合っていた。

今度、時間の余裕ができたら、ネイルケア&カラーリングいたしますわ♪

なんなら、ちょっとしたハンドマッサージも。


あと、お手製の石鹸ありがとうございます。 大事に使わせていただきま〜す♪



今回のセッションは大成功と言っていいだろう。

私と彼女の距離が、あの数時間で縮まったのだから。



P.S. いつかは「JUSTIFY MY LOVE」で

めちゃめちゃ濃厚でセクシーなセッションにしましょう(笑)



この日の配合は、ラベンダー、イランイラン、オレンジ、ベチバー。

いつまでも、香りが残っていた。



2005/4/21

踊りまくっていたのは、金・土・日くらい。


その後は、お風呂に入りまくっている。

浴室暖房をつけたサウナ状態の中に、1時間半〜2時間くらい入っている。

1日に2回入る時もあるから、最近平均睡眠時間より、浴室にいる方が長いかも。


自分の肌に触れ、様々な事柄や人に想いをめぐらし、大量の汗をかく。

まるで、身体に溜まっている不純物を排出しているかのよう。

すると、本当に不思議と、自然と痩せて、すっごく肌艶がよくなってきた。


数名の方の美容についての日記を読ませていただいたりした最近。


最大の美容液は。

自分を慈しみ、愛する心。

そして、自分を愛してくれている人達の愛を肌に感じ、浴びて、身に纏う。

これが最強かと(笑)



昨日、某D嬢と話をしている中で、

「りんちゃん、強くなったね。 最強じゃない」

「そうなったら、これからの人生悪いことなんかないじゃない。いいことばっかりだよ」

と言っていただいた。


そう。 私もそう思う。 

今していることは、そうなりたいがための、肉体と精神の修行って感じですかね(笑)

自分の記憶を辿る作業はもう少し続くと思うけど、

先が見えてきたし、今はちょっと休憩。


なんせ、人生を楽しまなければね♪



2005/4/22

心が疼く。 まだ泣き足りないのだ。 泣きたい自分がいるのだ。

ということは、日曜日くらいから感じてはいたのだが(笑)


そろそろ、次のステージへ行こうか。 

「IN BED WITH MADONNA」

この映画は、一番、傷ついていた高校生の頃の記憶を呼び戻す。


この頃の私よ、こわがらないで出ておいで。

私が貴女を抱きしめていてあげるから。

傷つきながらも、必死に生きていた貴女を抱きしめていてあげるから。



ここまで書いていて気付く。

結局のところ、自分を抱きしめられるのは、自分だけなのだということ。

自分を救えるのは、自分だけなのだということ。

これは、決して悲しいことではなく、単なる【事実】。


もちろん、人の胸のぬくもりの重要さもわかる。それがどれだけ、心に効くものかも。

それらは、自分の存在を確認させてくれる。 自分の生きている価値を。


しかし、自分以外では、自分の心の【どこが】痛いのかまでは、わからない。

【そこ】にまで手を伸ばすことはできない。



たくさんの人の愛を受けて、それらを自分を愛するエネルギーに変える。

この変換装置の役目は、自分自身で果たすしかないということ。



よし、やる気が出て来たぞ。 あともう一息だ。



2005/4/24

さて。 果たして、私が流したかった涙の種類は。

悲しみから流れ出るものではない、【喜び】から流れ出る涙だったのだ。



人の顔には、2つの目がある。

その真中に、3つ目の【目】があると言われている。

私は、今、その【目】の存在を確かに感じている。

その【目】は大きく開け放たれ、何かを見、いや、何かを見せられているかのようだ。



話は遡り、2003年の12月、クリスマス・イヴ。 私は特異な体験をした。

とにかく、頭が冴えまくり、脳の回転が止まらない。

自分や他者の昔のことや、その時の、情景。言葉。想い。

とにかく、見えてしまうのだ。感じてしまうのだ。


覚醒された状態の時には、眠気、のどの乾き、空腹感、暑い、寒い、

などの感覚が、ほぼ完全に麻痺してしまう。

だから、私は、眠れなかったのだ。 食べることもできなかったのだ。

だけど、頭は回り続ける。 

まるで映画を観ているかのように、様々なことが如実に思い出される。


そんな、眠れず、食べれずが続いた私は、とうとう神経衰弱に陥ったということだ。

あ〜、だから、私が大好きだった人(後に自律神経失調症になってしまった)の

話をしている時にぶっ倒れたんだ(笑)  いやはや。どうりで。


その後、ホテルにて、充分な睡眠を取り、

少しずつでも、飲んだり食べたりするようにして、身体を元の状態に戻していった。



実は、今回(昨日)も、午後7時まで、何も飲み食いしていないことに気付いた。

前回のことを踏まえ、覚醒中であって、感覚麻痺状態であっても、

自分で気にしつつ、水分補給をし、食べ物を口に運んだ。




そして、天中殺中は、自分の【気】の枠が外れるという。

自然界の【気】や、人間の【気】が内に流れ込んでくるのだそうだ。

仏陀など、完全に自然界の【気】と同化している精神の修行を積んでいる人は、

この時に、内に入ってくる【気】に、心を乱されることはないのだそうだが、

私は、凡人なので(笑) いつもの自分の【気】とは異質の【気】が流れ込めば、

そりゃ、グラグラグラグラ心も揺れるというもの。 まだまだ甘ちゃんなんですな(笑)



そして、今回の最大のテーマとなっている、全てを受け入れるということ。

これらも受け入れようと。

今、私が感じている、覚醒された感覚や、内に流れてくる【気】というものの存在。

これらを、「何故なんだ!!こんなことありえない!!おかしい!!」と

決め付けないで、受け入れようと。  ただ、ただ、流れに身を任そうと。



私は業の深い女なんだよ。 魂の浄化が必要なんだよ。 

人生って、まったくもって面白過ぎるぜ(笑)

・・・と、そんな訳で、ちょいと休憩。




数時間前に、24時間ノンストップトリップ状態から舞い戻ってきました、りんです♪

さて。続きを。



23日(金)あたりから、またダイアモンドの輝きが強くなっている。

内に漲るパワーを静かに感じる。


夫のS氏に尋ねる。「私の笑い方、変わってない?」と。

「うん。今までと違うね」 笑う門には福来る。こちらもパワーを感じる。



24日(土)早朝、身体があることに反応して、吐き気をもよおす。で、吐く。

ベッドで胸騒ぎを静めた後、昨晩も長々と話していた、某m嬢に電話をする。


私達の関係は、プリパでの【ハグ】から、急激な変化を見せる。

もちろん、それまでも仲はよかったのだが、何か、いま一つな感じが残っていた。

しかし、お互いの「もっと近づきたい。相手のコアな部分に触れたい」

という欲求が勝ったのだろう。

そして、プリパでのたった一度の【ハグ】。

時が来たのだ。  お互いの身体と心が溶け合う瞬間が。


一度、そういう関係になると、もう、やめられない、止まらない(笑)

私は、貴女の言葉に素直に耳を傾け、貴女は、私の言葉に素直に反応する。

心が呼応する。 これぞ、愛のヴァイブレーション。



電話後、数時間睡眠を取り、4時間かけてお風呂に入る。

気付くと、午後7時。 私、朝から、飲まず食わずである。 

2003年の時と、似たような感覚。 こりゃ、まずい(汗

ご飯を作る気にもなれない。 そうだ。 一月ぶりにS家の実家に行ってみよう。

と、即座に電話を入れ、ポカリスウェットを飲みながら、ゆっくり家まで向かった。



出掛けに、かけようと思っていた、赤い眼鏡の左側の【つる】が取れる(汗

眼鏡を持っている人は是非見て欲しいのですが、

眼鏡を折りたたむところに、小さなビスが留まっているのがわかると思います。

あれが、すっかり外れていた(汗

昨日、仕事に行く時、かけて行ったのに。 一体いつ外れたのだ?

まぁ、いい。 悪い気はしない。 ただ、何か変化が訪れているというだけなのだ。


満月に近い月も、こんなに輝いていることだし。



S家に到着。 布団に横たわる義祖母の傍に行く。

何故か、お互い、両手を差し出す。 彼女は、「冷たいねぇ」と手をさすってくれた。


義母は、とにかく、私の傍に寄ってきて、あれこれ話しかけてくる(笑)

最近、職場でもそうなのだが、何故か、よく話かけられる。

とっても面白かったのは、義母に「最近どう?」と尋ねたら、

ふんわりとした笑顔で一言。  「こんなもんじゃない?」と。

こんな答えが返ってきたのは、はじめてだ。

彼女は、うつ病で、今も通院&投薬治療を続けている。

でも、自らが、「こんなもんな私」を受け入れること。 これ、最高の薬。

プリンとケーキを買っていったのだが、彼女はプリンを食べ終えた後、

これまた笑顔で、「あ〜。元気になった」と。

「あ〜、美味しかった」とは言うが、「元気になった」とは、実に面白い表現だ。


ここ数ヶ月、具合が悪い、もう死ぬだの言い続けていた義祖母も、

この日、駅前まで、一人で散歩に出かけたらしい。 凄い。

彼女も私に「ねえちゃん、一日、何してるの?」なんて、

いつもならしないような質問をしてくる。

私は、ただ、彼女達の、たわいのないおしゃべりに、笑いながら付き合う。


この雰囲気に、いつもなら堅い面持ちの夫のS氏もリラックスムード。

つい最近、昇格が決まったのだが、寝そべりながら、

簡単に、仕事の話を説明したりしている。 実家で寝そべる彼をはじめて見た。


帰り際、義祖母と義母が、私に向かって「ありがとう」を連発する。

「ねえちゃん、また来てね」

扉から、ひょこっと顔を出した義母が、いつまでも笑顔で見送ってくれていた。


これを、愛のヴァイブレーションと言わずに、何と言おう。



今年一月の父との電話での彼の言葉が蘇る。

「りん、お前が肩の力を抜いて、(その人の元に)ふ〜っと入っていけばいいんだよ」


私は、覚醒された中であったが、できるだけそうしようと務めた。

この感覚を、体内に宿らせればいい。絶対に出来る。



家に着く。 夫のS氏に今日のことをあれこれ話す。 彼は、全て受け入れる。


そして、私は思いっきり泣いた。

「この人達と、家族になれて、本当に良かった」と。


喜びの涙は、私の心を、優しく癒す。

胸が疼いていたのは、痛かったからではない。 

ただ、自分にも人にも優しくなりたかったのだ。



2005/4/25

すごく、久しぶりの6時間睡眠。

ここ2週間ほど、ずっと2、3時間しか寝ていなかったから。


2003年の年末に起きたことを読み返してみる。

なんか、凄いことになってたんじゃんね(汗

もちろん、全てを書いたわけではないので、他にも色々あったり。


それにしても。

私という人間は、肉体も精神もギリギリまで追い詰められないと、

学べない動物なのだなと、つくづく思う。


でも、おかげで、今、心の中はとても穏やかである。




愛というもの。

これには、様々な形がある。 そして、それらのどれも尊い。



愛について書く前に、以前にも、彼女に向けて書いたことがある、

高校時代からの親友のn嬢に、感謝の意を捧げたい。


貴女がいなかったら、本当にあの時期を乗り越えていられなかったかもしれない。

その後も、ずっと。

私がどんな状態であっても、貴女は私を見守っていてくれた。

私には、それが、何よりもの支えだった。


前に言ったことがありますよね。

「貴女は私の妻だ」と。

今も、本当にそう思うのです。 人生の伴侶だと感じるのです。

例え、他の誰かとの関係は終わってしまったとしても、

貴女との関係は死ぬまで、消えることはないと感じるのです。


私は、貴女を一生、愛し続けるのでしょう。

貴女はその優しさゆえに、こんな私を一生、受け入れ続けてくれるのでしょう。



・・・という訳で、今週末の久々の再会を楽しみにしています(笑)

来月の密会も(笑)




どうやら、私の愛の告白は、n嬢を泣かせてしまったようである(笑)

でも、「救われた」と言ってもらえたなら、本望よ。



MADONNAの「WHY'S IT SO HARD」という曲がある。

何故、愛することは難しいのか?

実は、何も、難しいことはないのである。


人は、誰一人として、他の誰かと同じ人はいないということ。

それが個性。 それが魅力。

だから、いつでも、いつまでも、あなたはあなたのままでいいのだ。

誰かと、比べていても仕方がない。


違う人間であるお互いを、そのまま受け入れましょうということ。

その相手に興味を抱いているならば。 心が惹かれているならば。  

それなら、きっとできるはず。



前にも書いたが、私は業が深い女で、欲が深い女である。

でもね。 その分だけ、愛も深い女だよ。



あなたの色を引き立てる、【白】にもなれる。 

あなたの色を優しく包む、【黒】にもなれる。

時には【赤】で、ドキッとさせてみたりね。

同化して欲しいのなら、それもあり。

私の肌は、カメレオンのように、自由に色を変える。



今、私の胸には、愛が溢れそうになっている。

胸の内で腐らすのは勿体無い。

愛の出し惜しみはしない主義。


さあ、次に私の心の扉を開くのは、私の愛を待っているのは誰?



2005/4/26

面白いなぁ〜。



毎日、職場でカードキーを受け取るのだが、今日、私の顔を見て、一瞬経った後、

お待ちしておりました」だって。 何それ!?姫じゃないんだからっ(笑)



それに、あの雲。 あの雨。 あの雷。

今の職場は、34階だから、空に近い。

すごい色の雲だった。 黒いし、黄色いし。

でも、雷の後、この嫌な色の雲は、無くなっていった。

雲から西日がこぼれる様は、神が降りてきた感じ。

その下には、黒い雲だけが、物凄いスピードで通り過ぎていった。



帰宅後、久しぶりに歯石取りに行く。

今までにない量の歯石が溜まっていて、結局1時間半くらいかけてとってもらった。

しかも、痛いのなんのって!!  真面目に麻酔して欲しかった(泣)

でも、身体に色んなものが溜まっていたという証拠。 身体が敏感だという証拠。 

かなり、すっきりした。



2005/4/27

先日、私のn嬢に対する愛の告白を披露させていただいた訳だが、

もう一人、愛を捧げたい人がいる。 また、女子なんだけど(笑)


以前、一度だけBBSに「樹」というHNでカキコしてくれた、m嬢。

貴女も、ここを見てますね(笑)

学生時代から、特に親しいという感じでもなかったのだが、

何故か、続いているお付き合い。


貴女は、距離を置いたところから、私を見つめる傍観者でいてくれる。

そして、たま〜に近くに来る(笑)



これも、一つの愛の形。

ぴったりと、いつも寄り添っているのだけが、愛なのではない。

遠くから、静かに見つめていてくれる目があると感じること。 これも私の喜び。



貴女は、昔から、強くて、しっかりしている人だけど、

時には、ちゃんと、ご主人の腕の中で甘えてますか?

以前、私がお宅にお邪魔した時の3人で流した涙。

すっごく気持ち良かったし、優しい気持ちになれた。


彼は、貴女の全てを受け止めてくれる、本当に心の広い人です。

私が言うんだから、間違いない(笑)

たまには、しっかり抱きしめてもらって、泣かせてもらいなね。


ありがとう。 貴女のことも愛してる。




昨日の帰宅時、歩いていると、

グッドルッキングの外国人男性が、私を見て微笑んでくれた。

あの、私を見た瞬間の、ハッとする表情。 

ここで彼が私をどう思ってくれているのかがわかる。

私も、彼を見つめ微笑み返す。


だけど、歯石取りがあったから、スタスタ帰ってきちまったわ(泣)

もっと余韻を楽しんでいたかった(泣)



好きなもの、美しいもの、気持ちのいいもの、

そういうものに心が触れた瞬間の感動を、誰かと分かち合いたい。


私は、このために生きていると言っても過言ではない。



2005/4/28

何と言うか、すっかり【憑物が落ちた】という感じ。

女性は出産を経験すると、そういう感じの穏やかな表情になる方が多いですよね。

ま、そこを今回、自力で落としたと(笑)



色々なしこりが無くなった心は、軽い。

だから、誰かの声に素直に反応できたり。

日常生活で視界に入ってくる、鮮やかな色彩に感動したり。

人の優しさにも素直に感謝できる。 

五感はいつでもフル回転できる体勢にある。

とにかく、今の私の反射神経はいいぞ(笑)


負の感情は、ずっしりと重みを増し、びっしりと心にはびこる。

こういうものが心に充満していると、あらゆるものに素直に反応できなくなる。

いつの間にか、無理に笑っている自分に気付く。

なんか、疲れたのだ。 そういう自分に。




2003年の一件が一段落した時、夫のS氏が言った。


あなたは愛されてしまう人なのだね


そうなのだ。 だからこそ、嫉妬されたりもするのだ。

では、この【愛され体質】の要因は?

答えは、とっても簡単。 

私の父と母が余りあるほどの愛情を注いで育ててくれたということ。

彼らがいなかったら、私は、今、存在しない。

この世に生を受けていることを2人に感謝する。

そして、私と関わりのある人達全てに。



【愛され体質】な私ではあるが、【愛したい気持ち】も多いに持ち合わせている。

多分、「愛し、愛される」という部分のエネルギーが、かなり強いのではないか。


それならば、ジェンダーを越えて、愛の交歓を多いに楽しもう。

私とあなたの間だけに起こる化学反応。 ヴァイブレーション。

その一つ一つが特別のもので、その一つ一つが愛しい。


相手に求めるただ一つの条件は。

私の前では、裸になること。 心の鎧を脱ぎ捨てること。

心と心の触れ合いが、一番、気持ちのいいものだから。

私にとって、一番、嬉しい瞬間だから。



2005/4/29

私は、後から、その時の記憶を思い起こすことができるように、

何かしらのアイテムを買う習性があることに気付く。


昨日、シャネルのネイルカラーを買う。 73 VIOLETTE

何でも、今回選んだ色は、定番色なのだそうだ。

今までも、その色はあったはずなのに、今回、はじめていいと思ったらしい。

今の心境を象徴しているのだろう。 

店員さんが「私も愛している色の一つなのですが」と言っていた。 素敵な表現。

パールも控えめで、柔らかい微妙な色合いなのだが、

肌の色を美しく見せてくれるのだそうだ。


そして、この店員さんは、私が持っていた袋に入った花束にしきりに関心していた。

モーヴから紫へのグラデーションで、差し色は黄色でお願いした。

包装紙も黄色で、リボンは紫。

「ご自宅用なのですか?」と店員さん。

「いいえ。 これから、母に会うもので」と私。

「この黄色がとっても効いてますよね。 とても喜ばれると思いますよ」

ありがとう。 こういう一言がとっても嬉しい。



前から、「今年の母の日には、3人の母に花を贈ろう」と思っていた。

継母の分も、彼女のイメージのもので配送を頼んだ。



果たして、母は、この思いがけない贈り物に、感動していたようである。

帰宅したら、たくさんの花の写真と共に、こんなメールが届いていた。

「やっぱり娘っていいよね。 貴女にも、そう感じる時が来るといいなぁと思う」




母と別れて、私の愛する男性の一人である、W氏に会いに神楽坂へと向かった。

いつもの席に私を座らせてくれる。 カウンターの一番端。 彼の傍。

以前にも飲んだ素晴らしい香りのブランデーを楽しむ。

そんな私を見て、嬉しそうに微笑むW氏。

近況や、思い出話など、今日は何故か彼が饒舌(笑)

営業中だというのに、口調までくだけてくる。


「出逢ったのって、いつだっけ?」と彼。

「もう7年前になるね」と私。

「お互い、そんな若い頃もあったんだね」と笑い合う。 記憶を共有できる喜び。


彼の中には、その頃の、私の爪に関する記憶も有る。

そして、今の私の爪の色を見て言う。 「今は毒は無さそうだね」

そうよ。 毒はすっかり抜けたわ(笑)


彼に「色々とありがとう」と告げて店を出た。



帰り道。 ある人に電話をかける。 「今日、私は幸せだったの」と。

こういう電話を入れるってことは・・・、きっと、私は彼のことを愛し始めている。



2005/4/30

午前中、夫のS氏の会社での人間関係についての話になる。

もちろん私は詳しく知っているわけではないのだが、

彼の話を元に、抽象的に伝えていく。

彼の中で、なんとなく何かが見えたようだ。



昨日は、甥っ子の誕生日。 新潟から義妹一家が来るということでS家へ。


いつも仏花を買う花屋さんで、義母に贈る花束を買う。

オレンジ&黄色メインのパッと明るく元気が出る感じ。

果たして、こちらも、大変喜んでくれ、嬉しそうに花瓶に移しかえていた。


義妹一家がわざわざ来たのは、実は、家族会議のため。

居住問題なのだが、ちょっと、今回は面白い方向に話が運ばれた。

夫のS氏の一言に、義弟がのっかり、その後、私も少し提案をする。

結論を急ぐのはやめて、お試し期間を作り、

その中で必要なことを考えていこうということになった。

こんな風に建設的な話合いができたのは、はじめてだと思う。


誕生日のケーキは用意されていたので、

私達は、甥っ子の大好きな宅配ピザをご馳走してあげることに。

久々に家族全員で揃って食べたピザは美味しかった。




今日は、高校時代の友人のy嬢の赤ちゃんに会いに、

n嬢、m嬢、r嬢と共に、彼女の実家へお邪魔した。

彼女のお母さんの豪勢な料理でもてなされ、好き勝手に楽しむ私達。

様々な話の中で、改めて「人生色々だな」と感じる。


そして、今日の主旨を忘れる前に、yちゃんに会わせてもらった。

まだ、首の座らない赤ちゃんを抱くのは、すごく久しぶり。

命の重さをずっしりと感じる。

しばらく抱いていると、こちらの身体がほてってくるほど。

小さな身体から放出される、熱(エネルギー)を感じる。



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