2004/4/1
もう一度 あなたに 逢いたい
2004/4/2
たった一握りの幸せ あなたに差し出せたなら
あの日見せてくれた微笑み この手で守れたなら
たった一握りの幸せ あなたと感じ合えたら
最後に見る夢を そっとあなたに打ち明けられたら
「お願いをひとつ」 SMOOTH ACE
ファースト&セカンドアルバム共、素敵で染みる詞があります。
SMOOTH ACEを教えてくれた、某I氏に感謝。
2004/4/6
4月3日は東京プリパ。(不参加だけど)
その前にミニミニオフ開催。
全然計画性無しの6人で、行き当たりばったりでしたが、
それはそれで面白かったです♪
某て氏、某タ氏、某ア氏、某K氏、某I氏というラブリーな殿方に囲まれて
幸せなひとときを過ごしましたとさ。
サンキュー・ガイズ♪ また機会があったら飲みましょうね♪
2004/4/8
「一体、何だったんだろう・・・」とは夫のS氏の言葉。
もちろん、義母のことについてである。
その後の電話で、義母の明るい様子や、義父と仲の良い様子を聞くと、
本当に、数ヶ月前のあの騒動が信じられないほど。
1月、2月は仕事も異常に忙しく、
それに加えて、母や祖母のことも心配で、なんだか訳がわからずに過ぎて行き、
今、やっと、穏やかな春の到来と共に、緊張の糸がほぐれてきたようだ。
以前の義母は、「(義父と)2人で旅行に行っても面白くない」などと、
家族の前で平然と言うくせに、私の実家に行って、両親を前にすると、
「うちの大事なお父さんが・・・」などと、変にのろけてみたり。
自分は義父に対して、結構酷いことを言うくせに、
他の人に言われると、変に庇ってみたり。
私なら、相手に不満があったら、家族の皆の前で言うなんてことはしない。
直接、本人に言うまでである。
そして、とことん話合うまでである。
義父母も、今までももちろん、お互い好きであったとは思うのだが、
いつの頃からか、相手と本気で向き合うことを避けるようになったのだと思う。
素直に感情を表現することを忘れていたのだと思う。
それが、今回の件で、義父は義母のために頑張ったと思うし、
義母にとっても、そのことがとても嬉しかったはず。
夫のS氏が言っていた。
「あなたに逢わなかったら、こういうことに気付けなかったと思う。
自分も親父と全く同じだったと思う」と。
今まで、あれだけ認めることができなかった父と自分とを
冷静に見つめることができるほどの、彼の心の変化。 確かに大きな変化である。
2004/4/10
昨晩、宮本輝氏の「錦繍」を読む。
数年前に読もうと思って、途中でやめてしまっていた作品。
自分が信じられない。あの時どうして放棄することができたのだろう。
そのくらい、ぐいぐい引き込まれて、一気に読んでしまった。
【宇宙のからくり】 【生命のからくり】 【業】 【命】
これらの言葉が頭から離れない。
過去は、確実に現在の自分を作り上げている。
現在は、未来の自分へと繋がっていく。
だから、【今】を力いっぱい生きるのみ。
最近ずっと、家にある本を読み返しているのですが、
作品の印象はさほど変わらなくても、感じ入る部分は、変わるものですね〜。
それだけ、私も歳をとったということです。
2004/4/16
1月下旬に突然出た、湿疹のようなもの。
もう、綺麗に消えてくれたのですが、1箇所だけ残っています。
夫のS氏が「これが親玉だ」と言っていた箇所です。
多分、これはずっと残るんだろうな。別にいいんだけど。
2004/4/17
リリアーナ・カバーニ監督、シャーロット・ランプリング主演、「愛の嵐」を観る。
男と女の関係において、
「正常である」とか「異常である」とか、誰が決めることが出来よう。
どんなきっかけで結びついたにせよ、当の本人達が、その関係を望むのであれば、
そして、少なくとも2人で共にいることに幸せを感じるのであれば、
そっとしておくべきなのではないか。
ま、この映画の場合、周りの人間に、それ以外の利害関係があるから、
邪魔されてしまうことになるんですけどね。
あと、彼女は既婚者なので、道徳的にいけないってことにもなるんですけどね。
そんな「道徳」なんて簡単にふっとんじゃうくらいの、抗えない嵐。
2004/4/18
ソフィア・コッポラ初監督作品「ヴァージン・スーサイズ」を観る。
少女が女へと移り変わる時。
この時期特有の幼さの中にも強烈に匂い立つセクシャリティ。
それを巧みに表現した、主演のキルスティン・ダンスト。やるじゃない♪
途中、変なロングヘアのジョシュ・ハートネットも出てくる。
とかく、驚きなのがキャサリン・ターナー。
彼女、昔はそれなりに美人女優してませんでした?
それが、それが、あのドラム缶並の体型。
お顔もパッと見では彼女とわからないほど。
それでも、【お直し無し】の女優根性。女優魂。天晴れである。
この監督の描く世界は好きかも。
公開中の「ロスト・イン・トランスレーション」にも期待。
2004/4/24
パトリス・ルコント監督、ジャン・ロシュフォール主演の「列車に乗った男」を観る。
いやはや。とうとうきちゃったね。今回、女子、使ってないもん。
まぁね。わかってたんだけどね。昔から「女優いらないんでしょ?」みたいな(笑)
男性2人ものといえば「タンデム」もそう。しかも、ジャンが主演。
でも、相手の男優さんが、女房役という感じなんですね。
今回は、そこが違う。
男の優しさというもの。
わかっているからこそ、黙っている。 わかっているからこそ、嘘をつく。
ダメなところも、情けないところも、わかっているが、ダンディズムを貫かせるため、
黙って相手を支え、そしてまた、黙って相手に支えられているのが「タンデム」
今回は、マイナスな部分も全部ひっくるめて、
お互いがお互いの、人となりを、人生を、全てを受け入れる。
だから、相手を思いやる嘘も沈黙も、必要がなくなってくる。
監督も、ジャンも、同じだけの歳を重ねて、出来た映画。
きっと、描く側も、演じる側も、
昔とは違う何かを得てきたと思うし、もちろん、捨ててきた何かもあるだろう。
それが上手く溶け合ってフィルムに映し出される。今回の方が断然好み。
もう一人の主役である、薄いブルーの瞳のジョニー・アリディもすごくいい。
監督は、今回、彼を撮りたかったんだろうなぁ〜と思われる(笑)
やっぱり、この監督は男に優しい。
そして、愛しているんだろうな。男という生き物を。
余談だが、「男の優しさって、思ってるほどは役に立たないものよ」
などと言ってしまう私のような女は、まったくもってモテない。
そりゃ、そうだよね。
現在のルコントやジャンの歳で、やっとこういう映画ができるくらいなんだから(泣)
「可愛げがない」とも言えるわけだけど(汗
2004/4/26
池袋での数日間のお仕事最終日。
コーエン兄弟監督の「ディボース・ショウ」を観る。
そんなに期待してなかったのですが、それなりに練られた脚本で楽しめました。
最後もハッピーエンドだし。 いいですね、恋って♪
いいですね、結婚って♪ とは誰も言いませんものね(汗
相変わらずジョージ・クルーニーに関しては、なんとも思いません。
きっと、全く好みではないのでしょう。
私が、キャサリン・ゼタ・ジョーンズのような、
ゴージャスでグラマラスな美女だったら、人生違うんだろうな・・・。
手があまり美しくないのが残念なところなのですが。
2004/4/27
人生、いろいろ。
正解がないから難しい。
でも、そういうことなら、不正解もないのかな?
どう判断するのかは、結局、自分自身にかかってるわけで。
周りの目が全く気にならないことはないけれど、周りの目は、周りの目。
周りの人が助けて、責任を負ってくれるわけでもなし。
周りの目より、自分の目。
自分の目で何を捉え、何を見つめていきたいと思うのか。
そして、自分の大切な人の目に、何を映してあげたいと思うのか。
2004/4/28
夕方からディズニー・シーへ行く。
遊園地やテーマパークに2人で遊びに行ったことが無い、私と夫のS氏。
私は行く途中から、急に頭と首が痛くなってきて、気分は最悪。
それなりに楽しめたのですが、さすがに大人2人だと辛いのかな(汗
ラヴラヴモード全開のカップル同士だったら話は別なのでしょうけど。
何十年かぶりに乗ったメリーゴーランド。(夫は初体験らしい)
微妙に寂しい&切ない感じもありつつ、ノスタルジックな気分に。
あと、花火がよかったです。
ディズニーランド土産定番のチョコレートクランチはやっぱり美味しい♪
2004/4/29
パトリス・ルコント監督の「大喝采」を観る。
数年前、劇場で観たので2度目。
ルコント作品の中では異色のコメディ。
フィリップ・ノワレ、ジャン・ロシュフォール、ジャン=ピエール・マリエルの
主役のおじさま3人衆がいいです。
2004/4/30
ウディ・アレンの「夫たち 妻たち」を観る。
ないものねだり。
他人の芝は青く見える。
失ってはじめて気付く大切な存在。
恋心が持続する薬があったらどんなにいいことかと、つくづく思います。