2004/12/2
毎年、駅の側の大きな木に電飾が施される。
イルミネーションというには寂しすぎるのかもしれないが、
唯一、あの木だけに飾られる明かりが、なんとなく好きだ。
そんなこんなで、もう師走。
昨年のてんやわんやな事態から丸一年。
一年という月日は、全てをかえてくれる。 感謝。
だが、この時の流れのはやさに愕然とし、言葉を失う。
この分だと、人生短いぞ。 楽しまなきゃなと(笑)
ところで、10月の終わりか11月のはじめくらいから、
毎朝起きてすぐ、15分くらいのストレッチをしている。
それが、なんと、奇跡的に続いていて、自分でも驚き。
今まで「体操しよう」と思っても、なかなか続かなかったのに。
7月から今の仕事をはじめ、生活も規則正しくなった。
便秘知らずですこぶる快調。
ここ近年、一月半周期だった生理も、ほぼ一月ペースに。
自分をいたわること。大事にすることがやっとわかってきたのかもしれない。
心だけでも、体だけでもない。 両方あっての自分。
きちんと正していけば、自然とスムーズな流れを掴むことができる。
2004/12/4
某s氏のご好意により、サンシャイン60展望台でのカジノに参加してきました♪
なんでも、「サンクチュアリ出版読者感謝祭2004」ということなのだが、
私、一冊も読んだことないじゃんね(汗
ということで、薦められるがままに2冊購入。 楽しみだぞっと。
某s氏とは、昨年の名古屋プリパ以来、約一年ぶりの再会。
スタッフということで、飲めないのが辛そうでした(笑)
ダークスーツに襟に面白い柄のあるシャツ。ドル札がプリントされたネクタイ。
CKの薄黄色のレンズのサングラスと、とってもスタイリッシュ♪
短髪も、とてもよくお似合いでした。
アグレッシヴなイメージがありつつ、だけど、
話すとゆったりしていて、ちょっとシャイだったりするところがまた魅力。
どうもお世話になりました。そして、お疲れ様でございました。
結局、ブラックジャックでちょこっと遊んだだけの私。
そこで気がついたことには。
元々、手を観察するのは好きなのですが、本当に相当に好きなのではないかと。
ディーラーは、流石プロ。
手自体が、すごく綺麗という訳ではなくても、手の動かし方、流れがとても美しい。
特に印象深かったのが、指先まで血管が出ていたディーラーの手。
はじめて見ました、ああいう手は。
彼の手にドキドキしたのは、酔いで心拍数があがっていたからかしらん?
彼らの手に匹敵するのが、バーテンダーの手。
もしかしたら、私は、彼らの手を見たくてBARに行くのかもしれない(笑)
あとは、ドリンク片手に会場をウロウロ。
バニーガールのまん丸の白いしっぽの後に着いて行ってみたり。
スミノフガールのあらわなウエストを凝視してみたり。
連れの男子の仕事が遅れ、会場まで来たものの、入場不可な時間となってしまい、
私も帰ることにしたので、マジックショーが見れなかったのは残念でしたが、
会場の皆のハッピーな雰囲気に包まれて、とても気持ちいい時間を過ごせました。
さて、既に酔っている私と、仕事帰りでお腹が空いてるしらふの彼。
炭火焼屋へ。
はじめて一緒に食事に来て、あろうことか、全て彼に焼いてもらう(汗
「慣れてますから」と言っていたけれど、
一応さ、女なんだし、主婦なんだし、こんなことでいいのだろうか?
いや、いいはずがない。 だけど、酔っているので仕方がないと開き直る。
彼にとっては迷惑な話かもしれないが、この気の使わなさ加減は、すごく楽である。
いくら仲がよくても、はじめて一緒に食事・・・となると、
多少、気疲れしたりするものなのに、そういうのが無いのはめずらしい。
無理に話そうとしなくても、普通に会話は続いてるし。
なかなかに面白い年下の飲み友達である。
2004/12/9
以前はタートルネックやハイネックが結構好きで、冬場はよくお世話になっていた。
しかし、昨年の冬から、何故か、ほっとんど着なくなった。
風水的には、「女性は、首元、胸元から幸せが舞い込んでくる」そうなので、
そのあたりを隠さない方がいいのだそうだ。
この前、たまたま見ていたTV番組で、女性の風水師の方がそう言っていた。
なるほど。 私は、幸せを呼び込みたくなっていたのね(笑)
もっと前に彼女のインタビューを雑誌で読んだことがあって、
「風水は『何々をしなければならない』ということではありません。
そもそも、『気に入る』という言葉は『気が入る』ということですから、
自分が『いいな』と思ったことを取り入れていけばいいだけのことです」
というようなことを言っていて、全く押し付けがましくなくて「いいな〜」と思った。
師走。 大掃除の時期。 きちんと掃除をして、好い【気】が流れる家にしよう♪
2004/12/11
夫のS氏の誕生日。 そして、何故か初物づくしの一日となった。
フォーシーズンズホテルの「イル・テアトロ」にて、ランチコースをいただく。
私は、イタリアンのフルコースは初めてだったのですが、
フレンチと比べると、ソース系が少なめ、オリーブオイルが基本のソースというか、
味付けというか。 全体的にくどくなく、あっさりめでした。
ランチコースだったから、軽めだったのかもしれないけど。
でも、スズキは、結構しっかりめのソースがかかってた方が好みかな。と思ったり。
普段、コーヒーを飲まない私が、デザートの時にコーヒーを頼む。
不味いコーヒーを出すはずが無いとふんだのだ。
予想通り、アメリカンほど薄くはないけど、濃すぎず、
苦味はそこそこ有り、酸味はほとんど無しという、私好みのコーヒーで満足♪
池袋に出て、プレゼントを探すも、購入するに至らず。
そろそろ私の眼鏡も買い替えようと、恵比寿の白山眼鏡店を目指すも、既に撤退。
今日は、買い物運に見放されている私達。
しかし、今、バカラのシャンデリアが飾られている時期。
それらの明かりを見ていると、昨年の事が思い出され、自然と涙が出そうになる。
散々歩いて、足も疲れたし、でも、カフェってのも・・・。
ということで、ウェスティンのメインバーに行こうとした途中の、
タイユバン・ロブションの入り口に「リニューアル・オープン」の文字。
当然、ディナーは予算的に無理な訳だが、ROUGE BARなるものが。
これは行くしかないっしょ♪っつ〜ことで、館内へ。
レセプションでは、黒のロングドレスを着たお姉さんが笑顔で出迎えてくれる。
袖の部分はシースルーなのよ。深いスリットも入ってるのよ。美しいのよ。
ROUGE BARに一歩入ると・・・。 その名の通りの赤い空間。
赤い木目の壁に、赤い天井に、赤いベルベットのカーテン。
2つの大きいライトというか、シャンデリアが面白い。
天井から下がる黒い棒にらせん状に電球が配置され、
その周りを、黒のスワロフスキーのビーズを連ねたチェーンが幾重にも覆っている。
あ〜、この表現じゃ、わからんだろうなぁ〜。悔しいなぁ〜。
スツールやソファーは、チャコールグレイかと思われる。黒ではなかったような。
カウンターの背後には9つのアルコールランプの光が。
なんとなく聞き覚えのある、デザイナーの名前だったけど、忘れてしまった(汗
まずはシャンパンで乾杯。 泡立ちが素晴らしく、すっきりとした味わい。
そして、2杯目は、メニューには載っていない、だけれども、
座った目の前にある、気にならないはずがない、ウィスキーのボトル達。
聞いてみると、なんと、1966〜1983年までのマッカラン。もちろん、どれも未開封。
「まだ価格設定していない」と言っていたが、特別価格で飲ませてもらうことに♪
比較的当たり年だと言われている、68年と、一番古い66年ものを。
これが・・・、また・・・、もちろんどちらも素晴らしいものであることは間違いない。
たった2年の差なのに、全然違う。 好みは断然、66年もの。
香りも口当たりもマイルド&ソフト。 また一つ素晴らしいモルトに出逢えた私。
お腹が空いたということで、帰り途中の新宿にて、伊勢門というお店に入る。
ここで初体験の伊勢うどん。 目の前にきて、やっと思い出した。
某I氏が「やわらかいけど美味しい」と言ってたうどん。
確かに、やわらかい。 ダシの色が濃い割に、味は濃くない。 これ、美味しい♪
トッピングは、ネギ、白胡麻、かつおぶし。 本場では、ネギ・オンリーが主流らしい。
日本のうどん文化って、面白い。
地域によって、麺の太さや形状や、コシの強さや、ダシまで違う。
・・・と、買い物運には見放されていたものの、飲食運はついていた一日でした。
こんな誕生日も悪くない・・・と思う(笑)
2004/12/14
今日はなんだか変な一日。
今の仕事を一月いっぱいで辞めることにした。
仕事初日の日記を見てもわかるように、仕事内容にはちと不満があった。
しかし、環境がいいから、そこには目をつむって続けていられた。
ところが、この間、事務の女性に言われたことがきっかけで、「もう潮時かな」と。
それまでも、何かひっかかる言い方をされたりしていたが、なんとか耐えられた。
でも、今回は、仕事のこととは関係ない、全く私的なことを言われたのだ。
もちろん、採用担当者である課長さんに話す。
「考え直してくれない?」と言われたけど、気が変わらないことがわかったのだろう。
聞いてみると、課長さんも、彼女に対して、私のこととは別に、
かなり腹を立てている出来事があったらしい。
いつもおちゃらけてるような彼が、あんなに怒った顔をしているのをはじめて見た。
変な話だけど、私が辞めるということで、部長に話を持って行くことにもなるし、
それ以外の諸々のこともきちんと話をする機会となるかもしれない。
まぁ、そのきっかけになれたのなら、それで良かったかなという感じで。
課長さんが、直属の3人の部下に話したらしいのだが、
「それは、ひどい」と。 「りんさんが可哀想」と皆、怒っていたらしい。
私も、他の皆のことは好きだし、楽しくやってきたし、
あと1ヶ月半くらいあるので、そこまではきっちり仕事をしようと。
木曜日に事務の人に言われて、金曜日に課長さんに話して、
月曜日に派遣会社の営業が(来る頃かな?と思っていたら)来たから話して。と。
なんだかスルスル決まってしまった感じで。 ま、そういう流れなのでしょう。
家に帰ってきてPCをつけたら、某s氏より
「GUYの公演が中止」とのメールが届いていた。
う〜、せっかく楽しみにしていたのにぃ〜。
せっかく某s氏と一晩一緒に過ごすはずだったのにぃ〜。
(変な意味じゃないのよ。ライヴの後、オールナイトパーティーのはずだったからよ)
非常に残念である。
・・・と思っていたら、久しぶりの友達から電話が。
まぁね。 前々からね。 色々あったみたいでね。
うん。うん。 ま、なるようにしか、ならんからね。
と、しばらく話しをした後、来週にでも会おうということになった。
2004/12/15
この前、飲みに行った男子に「一月いっぱいで辞めるの」と言ったら、驚いていた。
「ちょっとあってね」と言ったら、事務の女性の方を黙って指差した(机の下で)
流石、勘がよろしい。 となんだかおかしかった。
でも・・・、ということは・・・、皆、何かしら思うところがあるってことなのね(笑)
2004/12/20
結婚してからはじめて、結婚指輪をクリーニング(新品仕上げ)に出した。
傷も取れ、くすんでいた色も綺麗になって、なんとなく気分がいい。
私の担当する仕事の量が少なくなっているので、明日は休むことに。
家の片付けと掃除を頑張ろう♪
2004/12/22
某I氏に招待され「ラストコンサート」の丸ビルでの試写会に行く。
司会者の方が、オープニングで、とにかく、「純愛、純愛」と言い過ぎ(汗
ひねくれ者の私は、こういうのを聞くと、冷めてしまうのですよ。
某I氏と感想を言い合ったのだが、やはり男性の方がロマンチストかと(笑)
ダメなのよぉ〜。私。
リアリティの無さ加減に、最後まで入っていけませんでした(泣)
設定もさることながら、私が気になってしかたがなかったのが、衣装関係。
彼女の持っていた白いバッグに、あの衣装や帽子が全部入るわけがないっ!!
だって、帽子にはファーがついてるのよ。
あんなバッグに入れてたら、潰れちゃうじゃない。
と、そんなことばかりが気になって気になって・・・。
映画の後には、ガード下の台湾料理屋さんへ。
店内は狭いけど、安くて美味い。 ガード下のお店初体験でした♪
2004/12/24
昨年とはうってかわって、心穏やかに過ごせる・・・はずなのに、気分がのらない。
他人のある状態が乗り移ってしまう、もしくは、入り込んでしまう、
という現象を身をもって体験したのが、昨年の今日。
その後、程度の差はあれど、たま〜に出ていた。
それがぱったり無くなったのは、北海道旅行でお墓参りをしてきてから。
昨年の今頃、おじいちゃんのことが頭から離れなくて(と言うか、近くに居る感覚)
T家のお墓のことも目に浮かんで、離れない。
S家のお墓や、お義祖父さんのことも同様で。
生前の、お義祖父さんの気持ちが痛いほど伝わってくるのだ。
それが本当に正確かどうかはわからないけど、夫のS氏に話してみると、
義祖母や、義父母との関係や、起きていた出来事と照らし合わせると、
納得のできる話であるらしい。
どこの家庭にも、それなりに問題はあったり、起こったりするものだろう。
それらが自分の人生の一部になっていることからもわかるように、
人間、誰しも、たった一人で生きているものではない。
昨年は、父の手術。義祖母の骨折。義母の鬱病。
こういう目に見えて起きている出来事の他に、
昔からの、それぞれの家庭内での関係性や、
それらが引き起こしている今の現象という部分を、改めて感じさせられた。
物事は、それのみで、単独で起きているのでは無い。
そういう部分が、より見えて、感じられてしまった。
だからこそ、精神面ではもちろん、あんなに体がしんどくなるほどの疲労もあった。
でも、あの後から、私の物事の捉え方は、かなり変わってきたと思う。
私的には、色んな意味で、とても楽になれた。
・・・って、一年の締めくくりみたいになっちゃったなと(笑)
遅ればせながら、HAPPY MERRY CHRISTMAS !!
2004/12/26
今日は床を磨く。 洗剤をつけた雑巾でゴシゴシ。
夫のS氏は、私が磨いた後に水拭き。
綺麗になって、気持ちがいい。
小さな鏡餅の上のプラスチックの橙々。
このマンションを購入した年に買った鏡餅に付いていたもの。
この橙々を使い続けて早5年。
例え贋物でも、大事に使い続けることに何か意味があるような気がして。
これからも大切にしたいな・・・と。
2004/12/29
人生ではじめて、納会というものに出席する。
その後、数人で飲みに。
なかなかに面白く、なかなかにショックな日だった。
2004/12/30
毎年恒例のお墓参り。
年賀状やら、お掃除の仕上げやらで、モタモタしていてすっかり遅くなってしまった。
その上、道も混んでいるしで、結局着いたのは日没寸前。
テキパキとお墓のお掃除をし、お花を供え、お線香をあげる。
日程的に「今日しかない!!」ということで、
東京ミレナリオを観に、東京駅へ。
そこら中、人・人・人。あんな人だかり久しぶりに見た。
遠くから眺めた光のアーチは、ものすごく美しい。
しかし、中をくぐると、なんか冷めてしまう(汗
丸ビルの2Fのあたりから見るのが、一番綺麗に見えると思われます。
2004/12/31
毎年、夫のS氏の実家で年越し。
夕方、家を出ようと思ったら、電話が鳴り、夫のS氏は仕事で呼び出される。
信じられないような積雪のおかげで、雪かきだそうだ。
結局、実家に着いたのは10時頃。
皆で年越しそばを食べて、新年を祝う。
来年の今頃は、義祖母、父、母の3人は新潟で暮らしているかもしれない。
そうなると、こういう年越しも今年で最後になる。