2004/11/2

「2046」を観る。

いいです。好きです。この作品。

「花様年華」は2人の男女の関係をがっつり描き込んだものでしたが、

今回は、トニー・レオンと複数の女性の恋愛が描かれていて、

「出逢うタイミングによって、相手によって、全く違うものになるんだな」

と、興味深く観ました。


清純派のチャン・ツィイーがちょっと汚れ役。

ベッドシーンで、彼女の上のトニーレオンの耳をベロンと舐めるのが印象的。


フェイ・ウォンは細い。鎖骨や肩甲骨がくっきり。色が白い。アンドロイドにぴったり。


赤い紅が印象深い、コン・リー。他に身に着けているものはほとんど黒。

華やかな女の役ではないけれど、やはり、すごい存在感。

トニーとの苦しいほど切なく、長いキスシーン。 これで2人の関係の全てがわかる。


今回は特別出演の、私の好きなマギー・チャン。

台詞無しの回想シーン。 トータルで1分もないのではないだろうか?

だけど、説得力がある。存在自体に。

そうでなければ、トニーとコン・リーの関係の切なさが成り立たない。

でも、あの衣装だとどうしても「花様年華」とかぶる(笑)


フェチっぽいカメラアングルがいい。 腰と手のアップなんて、最高♪



某E嬢主催の、とある会合に出席する。

終電で帰らなければならないのが寂しかった(泣)

・・・ということで、次回に期待。



その前に、渋谷をウロウロしていたら、車に乗っている石野卓球を見かける。

運転は違う男性が、後ろの席には女性が乗っていた。

ちょっと嬉しかった。



2004/11/4

新潟の夫のS氏の妹さんより電話が入る。

自宅で生活できる地域ではあるが、余震が一日に20回もあったり、

これから雪の季節ということもあって、安心はできないとのこと。

姪も「今度はいつ揺れるの?」と不安気に聞いてくるそうだ。

本当に、一日もはやく平穏な日々が送れることを願う。



2004/11/7

一昨日から風邪をひく。 普通なら効くはずの市販の薬が効かない。


そんな中、私の亡き祖母の弟さんの訃報が入る。

私達の旅行が1ヶ月遅かったら、おじさんに逢うことはできなかった。

明日がお通夜、明後日が告別式。

哀悼の意を込めて、明日、北海道日記の続きを書こうと思う。


自宅での看病にあたっていた、おばさん、Fさんをはじめとする、ご家族の皆さん。

どうもご苦労さまでした。

きっと、おじさんも家族の暖かさをたくさん感じていたと思います。


そして、おじさん。 どうぞ安らかにお眠りください。

おじさんの残してくれた言葉を大切にしていきたいと思います。



2004/11/8

10/11 北海道旅行二日目

小清水。 昔、祖父母が暮らしていた土地。

祖母の弟さんのお見舞いと、そのS家のお墓参りが、今日の目的。


札幌駅前から、バスに乗り、道内線専用の丘珠空港へ。

小さくて簡素な空港。こういう感じは割と好きである。

はじめてのプロペラ機に乗る。揺れる。微妙に怖い。

女満別空港に着くと、予報と反しての晴天。朝は雨だったらしいのだが。


これまたはじめてのレンタカー。ナビは親切。

白樺が印象的。あんなに細くて、よく重い雪に耐えられるなと思う。

畑、森、山、とにかく、大自然の中をぐんぐん走る。

驚いたのが、信号がほっとんど無い。

到着までの45分間で、信号は10箇所ほど。

走行距離も、東京での同時間分と比べると、実に2倍。

空気も美味しいし、スムーズだし、とにかく快適なドライブ。


少し時間があったので、お昼を食べ、30分ほどだが温泉にも入る。

昼食の天ぷらはサクサクだし、3種類の温泉があって、とっても気持ちがいい。

時間に制限が無ければ、いつまでも入っていたいほど。

ちょっと調子の悪かった夫のS氏も、温泉に入って復活したらしい。


さて、いよいよ親戚のS家へ。

ちょうど訪問看護の方がいらしていたので、先にお墓参りへ行く。

この墓地もまた、と〜っても見晴らしのいい場所。

お墓の向きがバラバラだったりするのが不思議。

(翌日行くT家のお墓のある墓地もそうなのだが)

このお墓には、祖母の骨も入っている。

簡単に掃除をし、線香をあげ、手をあわせていると、雲から光がのぞく。

やはり、お墓参りはすがすがしい気分になる。


こちらの次女である、Fさんも、私が生まれた頃から知ってはいるのだが、

「ちゃんと話したのは、今回がはじめてだよね」とお互いに言い合う(笑)

色々と興味深い話を聞いた中でも、「仏縁」という言葉が残っている。

生前、祖父母は毎日お経をあげていたり、

私の通った高校は仏教校だったりと、昔からそれなりには親しんでいた方だろう。

でも、大きく関わるようになったのは、

祖父母、義祖父と8ヶ月間で相次いで亡くなった、あの時からだと思う。


S家に戻り、おじさんに逢う。

ベッドに寝ているおじさんが、私達に手を差し出す。

もう相当痩せている体。 なのに、信じられないほどの握力で手を握ってくる。

思考はすごくしっかりはっきりしているのだが、

肺の機能も低下しているとのことで、思うように話すことができない。

そんな中でおじさんが発した言葉。

「仲良く・・・ね」

夫婦仲良く。親子仲良く。家族仲良く。縁ある人達と仲良く。

これらは、間違いなく、平和であり、幸せである。

おじさんという人柄を象徴する言葉でもあるような気がする。


少し複雑な思いを抱えつつ、札幌へと帰った。



2004/11/15

日頃、駆使していない筋肉の存在を痛切に感じていたりする私。

ここまですごい筋肉痛になったのは生まれてはじめて。


・・・と言うほどに楽しんだ、私にとって約一年ぶりのプリパ♪


なんて言うのでしょう。

最近「楽しむ」ということが少しずつわかってきたのかもしれない。

それは、どんなに楽しいことが目の前に起こっていても、

自分に「楽しもう」という気が無ければ、楽しめないということ。

それには、マインドをフリーにすることが、とってもとっても大事だということ。


今回は、本当に嬉しい再会がいっぱいで、それだけでお腹いっぱい。


だが、さらに、プリの曲で好き勝手に踊るもよし。

プリの曲を聴きながら、綺麗どころが踊っているのを眺めるもよし。

酔いにまかせて、プリの曲を熱唱するもよし。

と、素晴らしく楽しいことづくめのプリパ。 う〜ん。既にウズウズ♪


最後に。皆さんとハグするのにも抵抗がなくなってきた私ですが、

これを私生活に活かせたら、どんなに素晴らしいかと(笑)



2004/11/18

まだ、プリパの楽しかった余韻にひたりつつ、

ぼ〜っとし、北海道日記の続きも書いてない始末(汗


昨年末から、受信体質(たま〜にだけど)だったのが、

北海道での2箇所のお墓参りの後、そういう気配がない。

心身共に、いい感じなのである。


だから、お墓のことが、あんなに頭に浮かんで離れなかったのかな〜?と。

とにかく、行かなければならない気がして。

厄ではないかもだけど、何かが落ちたのかもしれない。



2004/11/20

14日に85歳の誕生日を迎えた義祖母。

なんだか知らんけど、ますます元気(笑)

昨年と比べると、うってかわって、信じられないほど体も心も健康的。

6月に脳梗塞で入院、その時、自律神経失調症の薬をやめて、5ヶ月経つが、

首や手の震えが、全くなくなってしまった。

タバコもやめたので、食欲もあるし、肌も綺麗に。

「災い転じて福となる」とは、まさにこのことといった感じ。

元々、長寿の家系なのだが、このまま元気で長生きして欲しいものである。


義母も、そこそこいい感じ。

ただ、薬を飲まないと何か考え込んだりしてしまうそうなので、やはり服飲は必須。

生活習慣が変わったせいか、血圧が下がり、コレステロール値も下がったらしく、

「綺麗な血をしてる」と病院の先生に誉められたそうだ。

「よくアルコール中毒にならなかったよ」などと、自分で言っている(笑)


つくづく思う。 お酒は飲む量もさることながら、飲み方がとても重要だと。

飲まなければいられない心理状態、精神状態というものがあるのだろう。

だが、そういうお酒は体にいいはずがないと思う。

それが、そのうち習慣になり、良いも悪いもわからなくなり、

周りが何を言おうと聞く耳持たず。


私は最近お酒を飲む時、「何を飲もうかな?」と自分の体と相談しながら飲む。

大体の好みがあるので、それを大きく外れることはないのだが、

体調や、気分や、話の流れや、店の雰囲気や、様々なものを加味して決める。

すると、体はお酒を自然と受け入れ、変な酔い方はしないし、次の日もすっきり。


あぁ・・・。こういうのを年の功って言うのですかね(汗

楽しみ方を覚えると、益々、お酒が楽しくて、そこらへんが困りものである(笑)



2004/11/25

Jean Paul GAULTIERのEAU DE PARFUMを購入。


以前、EAU DE TOILETTEを使ってまして、使い切って早数年。

でも、「もうトワレはいいかな〜」と思っていたところ、

数年前に行った、GAULTIER展にて、オード・パルファムのサンプルをもらう。

こちらの香りの方が好みで、ちまちまと使っていたのだが、使い切ってしまい、

とうとう購入するしかなくなってしまった。


オード・パルファム目当てだったのだが、香水(PARFUM)の香りも試させてもらう。

全て、バラ+ヴァニラの甘い香りが基本なのですが、

トワレと香水が似ていて、オード・パルファムだけが、微妙にニュアンスが違う。

「これは不思議だ」と思っていると、

なんと、オード・パルファムだけ、+ラム(酒)の香りが配合されてるそうな。

酒好きの私がこの香りを一番気に入ったのも納得(笑)



香水において、トップノートで感じるアルコールの香りというのは重要。

私の好きなCHANELのNo 5も、

何故トワレよりオード・パルファムが好きかと言うと、この部分が圧倒的に違うから。

トワレの方が、アルコールの香りがちょっときつい感じ。

よりマイルドに、なめらかな感じがするのが、オード・パルファム。

もちろん、全体的な香りのまとまり具合とか、そういうのも違うんですけどね。


そのNo 5の香水も先日オークションにて安価で落札。

これはボトルが欲しくて買ったようなものだから、まだ開けていません。

この香りもすっごく気になるんだけど〜。



2004/11/29

数ヶ月前くらいから、つくづく「私って気分屋だな〜」と思うようになった。

だから、ギリギリまで人と約束ができなかったり(←それは問題だろ)


某所でちらっと書いたのだが、私は怒ると、とにかく口が悪くて、ガラが悪くなる。

ゆえに「元ヤン(キー)?」と言われるほど(汗

それが、ここしばらく、怒っていないことに気付いた。

夫のS氏も、こういう時の私の口の汚さには辟易していて、

「そう言えば、最近、そういうあなたを見てないね」と言っていた。

怒る原因が、家族関係のことがほとんどだったりしたので、

そこらへんが落ち着いている現在、怒ることがないのかもしれない。


あとは、その日、その時の、気分にまかせて過ごしているから、

ストレスが溜まっていないのかも。

気分屋なのも、悪いことばかりではなさそうだ。


怒っている私を見て、嫌な気分にさせてしまうより、

気分屋な私を見て、呆れてくれる方がいい。



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